こんにちは。作曲家のゆきとです。
ゲーム音楽ってどうやって作るんだろう?と最初の頃はすごい悩みますよね...。
そこで今回は私なりのゲーム音楽風の作り方を解説していきたいと思います。
それでは実際に作っていきましょう!
VST音源の導入と設定
VST音源の導入と設定
- 購入・ダウンロード: 信頼できるベンダーからVST音源を購入またはダウンロードします。
- インストール: ダウンロードしたファイルを指示に従ってインストールします。
- DAWへの読み込み: 使用しているDAW(Digital Audio Workstation)にVST音源を読み込み、トラックに配置します。
- プリセットの活用: 初心者はまずプリセット音色を使用し、徐々に自分でサウンドをカスタマイズしていくと良いでしょう。
- 自分の作りたいテーマに沿って適切な音源を選びましょう!
※下記にゲーム音楽などに適したおすすめの音源をまとめております。
メロディーを作る
メロディーの重要性
メロディーはゲーム音楽の中心となる要素で、プレイヤーの感情を揺さぶり、ゲームの雰囲気を形成します。覚えやすく、印象的なメロディーを作ることが成功の鍵です。
ゲーム音楽の場合は、コードの意識よりもメロディーを重要視する方が上手くいく場合が多いと個人的には思っています。
テーマ設定: ゲームのジャンルやシーンに合わせたテーマを設定します。例えば、冒険ゲームなら壮大なメロディー、ホラーゲームなら不安を煽るメロディーが適しています。
※私の場合今回は砂漠をイメージしました。
スケールの選択: メジャースケールやマイナースケール、ペンタトニックスケールなど、曲の雰囲気に合ったスケールを選びます。
※スケールの解説については沢山情報も出回っておりますので、端折らせていただきます。
※スケールがよくわからない!って方は白鍵盤だけでメロディーを作ってもOKです。
シンプルなフレーズから始める: 複雑すぎない、覚えやすいフレーズを作成し、そこから発展させていきます。
リズムとのバランス: メロディーがリズムと調和するように意識し、リズミカルな動きを取り入れます。
変化と繰り返し: 適度な変化を加えつつ、繰り返しを取り入れて記憶に残りやすいメロディーを構築します。
※今回使用した音源
私が今回作成したメロディーはこちら。
リズム、パーカッションを加える
リズムとパーカッションの役割
リズムとパーカッションは、曲に動きとエネルギーを与え、メロディーとハーモニーを支える基盤となります。ゲームのテンポやシーンの緊張感に応じて適切なリズムを選びましょう。
メロディーができたら、後はシェイカー、ダラブッカなど民族系楽器に使われる音色を選びます。
※完成形がこちら。
環境音など取り入れると、よりそれっぽく聞かせる事もできます。
まとめ
楽器の特徴を理解することで、サウンドデザインは大きく向上します。各楽器を理解し、どんなテーマを作りたいのかイメージしながら楽曲制作を行いましょう。
重要なのは、自分の作りたい音楽にどんな楽器が使用されているか?という点です。
参考になれば幸いです。