こんにちは、初めましての方は初めまして。作曲家のゆきとと申します!
民族音源を探していると、よく耳にするのがEthno World 6とCeltic EraやERA II MEDIEVAL LEGENDSですよね。
そこで、当時私はどちらも持っていませんでした。実際ファンタジー楽曲を作るならどちらを購入するのがいいんだろうと悩んでいました。そこでそんな私のように悩んでいるあなたに向けて、悩みを解決したいと思います!
Ethno World 6
Etnoworld 6の概要
『ETHNO WORLD 6 INSTRUMENTS』は、264種に及ぶ各国の民族楽器を収録する、民族楽器ソフトウェア音源です。
アジア圏からアラブ、アフリカ、ヨーロッパ~アメリカまで、世界中の民族楽器とその多様な奏法を収録。胡弓"二胡/高胡/京胡"や琴、和太鼓など、ETHNO WORLD シリーズの人気の秘密でもある楽器たちに加え、ハーディ・ガーディやウォーターフォン、バンスリ、南米のチャランゴ、アイルランドのトラバースフルート、アルプス音楽の各種楽器などを新規収録。新しいラインナップの中でも、ガムランは大変充実しており、ジャワ/バリの各地域ごとに代表的な楽器が収録され、本格的なアンサンブルを再現することが可能です。
と、かなりの種類が入っているのが概要を見てもわかります。しかしながら、私は購入したはいいものも現状ではファンタジー楽曲を作る際、ETHNO WORLD 6はそこまで使用頻度は高くありません。
個人的な使用感として、あなたがイメージしているザ、ファンタジーという感じの中世感などは出しにくいイメージがあります。
恐らく、この音源を買ってもこの感じ!とはなりにくいです。もちろん、使用用途次第ですが。
Celtic Era
製品の概要
『CELTIC ERA 2』は、ERAシリーズを生み出してきたプロデューサーEduardo Tarilonte によって、ケルト神話の世界観を表現する伝統的な楽器達をコレクションしたシネマティック音源です。何世代にもわたってアイルランドの風景を音楽的に形作ってきたサウンドを通じて、ケルト文化に触れることができます。本物の音を使った伝統的なスコアリングや、エメラルド島を題材にした映画音楽やテレビドキュメンタリーのみならず、ファンタジーゲーム、映画のサウンドトラック、ニューエイジをはじめ、ご自身の音楽にユニークなサウンドを追加したいクリエイターにとっても、完璧な楽器コレクションと言えるでしょう。『CELTIC ERA 2』では、前作からケルト楽器のコレクションをアップグレード。青銅器時代のアイリッシュブロンズホーン「Dord」をはじめ、「Scottish Snare Drum」「Asubio, Galician Ocarine」「Wooden Low Whistle」など新規楽器18種の追加や、GUIの刷新などが行われています。
こちらの音源は、たまに使用しています。Ethno world6に比べてインスピレーションが湧いてきやすい音色のためかなりお気に入りの音源となっております。
ERA II MEDIEVAL LEGENDS
製品の概要
『ERA II MEDIEVAL LEGENDS』は、中世・ルネサンス期の貴重な古楽器と膨大なサウンド・テクスチャを収録した前作『ERA MEDIEVAL LEGENDS』のライブラリに35 種類の新規パッチが追加されたシネマティック音源です。
小型のパイプオルガン「オルガネット」を含む鍵盤楽器や「ヴィオラ・ダ・ガンバ」「ハーディ・ガーディ」「チター」等の弦楽器、「リコーダー」「フルート」「バグパイプ」といった木管楽器、「コルネット」などの金管楽器を収録。
私の現在一番のお気に入りのファンタジー楽曲の音源です。特徴はかなりCeltic Eraと似ているので二つ所有していると使い分ける事が可能です。
結論
もしこの3製品で悩んでいる方がいらっしゃいましたら結論として、ERA II MEDIEVAL LEGENDSが一推しです。ファンタジー楽曲を思い浮かべる方は結構中世な感じをイメージしている方が多いんじゃないでしょうか?
そんな、中世感を一発で味わえるのがERA II MEDIEVAL LEGENDSです。もし私がこの3製品どちらも持っていない立場なら間違いなくERA II MEDIEVAL LEGENDSを購入するでしょう。
以上、ご参考になれば幸いです!